共同プロジェクトの概要
プロジェクト名
プロジェクトの趣旨
本プロジェクトは、マーケティングリサーチ会社(株式会社インテージ)、学術研究機関(国立大学法人一橋大学)、業界団体(一般社団法人全国スーパーマーケット協会)が連携・共同で、社会学術研究への貢献のみならずより良き社会実現に向けた礎となる、世界にも類のない、新たな流通・消費・経済指標を開発し、広く情報発信することを目的としています。
小売業界から得られる業務データは、ひいては消費者の消費・購買活動を示すものです。今回、開発した「消費者購買指数」は、これらの業務データを活用し、消費・購買活動を「支出」、「購買価格」、「購買数量」に分解して算出されます。さらに、今まで分析が難しかった「新商品」の投入による経済への影響・効果の分析も可能となります。また、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど複数の業界における、日本全国から約4千店舗の業務データから、週次の指標値として算出されます。
プロジェクトの特徴
- マーケティングリサーチ会社、学術研究機関、業界団体による共同によるプロジェクト
- 小売業界の業務データを消費者の消費・購買行動として分析
- 消費・購買行動を「支出」、「購買価格」、「購買数量」に分解・分析する「消費者購買指数」を開発
- 「既存商品」、「新商品」に区別することで、「新商品」の効果分析が可能
- スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア等の業界から全国約4千店舗の業務データを収集し分析
- 「消費者購買指数」は週次データとして無償で公表
- 「消費者購買指数」は2014年9月より週次で公表(2週後にデータ公表)
- 生鮮食料品データも取り込んだ指標の開発を今後予定
- 「単価指数」は2015年5月より週次で公表(消費者購買指数と同じく2週後にデータ公表)
消費者購買指数の算出結果
※この結果は試算であることにご留意ください。
※SRIデータを用いて業態別に集計した購買価格、購買数量、新旧商品交代の寄与を2013年の平均月商母集団推計額を用いて加重平均した。
※本試算結果には、生鮮食料品、弁当等は含まれていません。
※本試算結果のデータはすべて税抜です。
プロジェクトの概要
名称 |
インテージ、一橋大学、全国スーパーマーケット協会共同 |
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設立日 |
2014年4月1日 |
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主な活動 |
マーケティングデータを活用した「消費者購買指数」の開発と分析POSデータを利用し、消費者の支出の変化を購買価格による変化、購買数量の変化、新商品(商品入れ替え)の要因に分解し、業界別に分析 |
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所在地 |
国立大学法人一橋大学経済研究所内 |
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Web-site |
プロジェクトの活動状況
消費者購買指数の研究開発
価格・数量・商品入れ替えによる売上変化要因分析
業態別・地域別・カテゴリー別売上差異考察
さらなる税率改定による購買影響予測
新規商品のマクロ経済への影響予測等
生鮮食料品のデータ整備
生鮮食料品データの収集とコード化
マスターデータの整理
新しい切り口での生鮮食料品の消費者購買指数の開発
プロジェクトサイト(インテージ内)の公開(2014年7月10日)
プロジェクトの概要や発表会内容の掲載
消費者購買指数の公表(一橋大学経済研究所内)(2014年9月29日)
「消費税率引上げ後の景気・消費動向」セミナーを開催(インテージ内)(2014年12月5日)
単価指数の公表(一橋大学経済研究所内)(2015年5月28日)
消費者購買指数・インテージパネルデータから見る『商品価格の価格改定状況と消費者購買動向』セミナーを開催(2016年3月7日)
プロジェクトの今後の活動
SRI一橋消費者購買指数・単価指数をベースにした分析データの公開
生鮮日、惣菜データの活用取組み